あわづ総湯(石川県)




■あわづ総湯(粟津温泉)
 ・黒瀬的オススメ度 : ★★★★☆☆☆☆☆☆
 ・訪問時期 : 2017年01月
 ・住所 : 石川県小松市粟津温泉イ79-1(参考)
 ・電話番号 : 0761-65-1120(参考)
 ・営業時間 : 08時00分〜22時00分(参考)
 ・泉質 : ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
 ・PH値 : 8.1
 ・湯温 : 50.9℃
 ・TAG : <弱アルカリ性> <低張性>
 ・HP(参考) : 【まるごと・こまつ・旅ナビ】粟津温泉総湯


あわづ総湯



【寸感】
石川県は粟津温泉郷の公衆浴場「総湯」です。

泉質は源泉温度50.9℃、pH値8.1のナトリウム-硫酸塩・塩化物泉(弱アルカリ性低張性高温泉)。
無色透明無臭で、味はカルシウム分を多めに含むいつもの味わいと言いたいところなんだけれども、源泉掛け流しの宿「かめたに」で味わったものとは大きく懸け離れた味わいでした。
目と鼻の先なのにも関わらず、ここまで違うか……というのを身を以て体感できます。
(※ちなみに、あわづ総湯の湯は飲泉不可です)

……なんだろう。
そう大きく浴感には影響が出ない泉質ながら、循環ろ過・塩素消毒有でやっぱり色々削ぎ落とされるんだな、と。
また湯量が104L/分なので、湯船の大きさに対して湯量が不足気味なんですかね?
それを置き是なうべきは循環ろ過とかになってくるわけで。

特筆すべき含有成分は、ナトリウムイオン(574.5mg/1kg)、フッ素イオン(6.4mg/1kg)、メタケイ酸(83.1mg/1kg)、メタホウ酸(13.8mg/1kg)。
ここに、塩素イオン(356.7mg/1kg)、硫酸イオン(834.7mg/1kg)が加わりほぼほぼ主成分。

しかしながら、正直、総含有成分量2053mg/1kgが含まれている湯の浴感ではなかったという感想になります。

ちなみに、湯船の構成は内風呂一つ。
円形の大きな湯船で10人からが一度に浸れるサイズ。

ガンガン加温されており、湯船に浸っているとあっという間にのぼせてしまい兼ねないぐらい熱いんですが、浴後はさっぱりと冷めぽかぽか感が持続するという程ではない印象。
なお、ぬるぬる感といった類の特徴的な浴感はないです。

また、アメニティーは何も設置されていない為、持参必要です。
他の居並ぶ公衆浴場群上位勢には到底及ばないという感想になるのは言うまでもないんだけども、仮に粟津で宿を取っているのならわざわざ足を運んでまで入る必要はないかと感じました。
恐らく、といか十中八九、宿の湯質の方が優れていると思いますよ。


【三行】
 ・粟津温泉郷の公衆浴場。
 ・正直、総含有成分量2053mg/1kgが含まれている湯の浴感ではなかった。
 ・アメニティーは何も設置されていない為、持参必要。




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