砂場(岡山県)




■砂場(湯原温泉)
 ・黒瀬的オススメ度 : ★★★★★★★☆☆☆
 ・訪問時期 : 2016年11月
 ・住所 : 岡山県真庭市湯原温泉(参考)
 ・電話番号 : −(参考)
 ・営業時間 : −(参考)
 ・泉質 : アルカリ性単純泉(アルカリ性低張性高温泉)
 ・PH値 : 記載なし
 ・湯温 : 記載なし
 ・TAG : <低張性> <アルカリ性> <名湯百選>
 ・HP(参考) : 公式HPなし


砂場(湯原温泉)



【寸感】
岡山県の名湯百選「湯原温泉」にあって、露天風呂の西の横綱「砂場」になります。
岐阜・下呂温泉、鳥取・三朝温泉にもあるように、河原に設けられた入浴無料・男女混浴の露天風呂で24h入浴可能。
泉質は単純塩泉(弱アルカリ性低張性高温泉)、無色透明無味無臭の湯。

湯船は二つで、それぞれ美人湯と薬湯と名付けられていました。
美人湯の方が川に隣接しており湯温がぬるめで20人からが一度に浸れるサイズ。
薬湯の方は美人湯よりも陸地側にあり、湯温が熱目で10人からが一度に浸れるサイズです。

足元から湧き出る源泉に、横を流れる川の水が混ざってちょうど良い湯温となり、特に美人湯の方は長時間入浴に向く湯温でした。
と書くといい塩梅に聞こえますが、冷え込みの強い秋口から冬場に掛けては美人湯の湯温では、十分に温まれない感じです。
浴感もアルカリ由来の脱脂効果を感じられるぐらいで、保温・保湿ともに薄い為、浴後は湯冷めしないように注意した方が良いかと思われます。
川から離れた位置にある薬湯が美人湯よりも熱湯でしたが、それでも砂場の入浴時期は、夏場や涼しさを感じるぐたいの時期が一番向いているように感じました。

正直なところ「西の横綱」に選出されている温泉地と前情報を持って挑んだ為か、湯原温泉「砂場」にはかなり拍子抜けしました。
インパクトに薄いというか、黒瀬的には泉質にせよ環境にせよ特別強固な「これだ!」という属性がなく、且つそのどれを取っても平均的に高いレベルにあるというわけでもないように感じられたからです。
まあ、足元から湯が湧き、ぬる湯で長時間入浴に向き、山間部の静かな環境の中ゆっくりと浸れ、泉質等々踏まえて「万人向けの肌に優しい湯」という辺りはポジティブ要素と受け取れますから、それらが最大限加味されたのでしょう。

尤も、黒瀬の主観で他人に薦めるのなら、北海道は支笏湖畔の丸駒温泉、和歌山県は南紀勝浦の忘帰洞、同じ和歌山県の「千人風呂」(川湯温泉)などなど、ここ以上の露天風呂はいくつもその名が上がる感触です。
西日本は余り足を運んでいないので現時点で「これ以上」を容易に列挙できませんが、ここを「西の横綱」として推した方々とは図る尺度が異う為、恐らく黒瀬は他の温泉地を「これ以上だ」といくつも感じることでしょう。

まあ、まずは東の横綱「宝川温泉(群馬)」も堪能してみようかというのが第一歩ですかね。
黒瀬主観で他人に「素晴らしい!」と一押しできるレベルではない。
浸って損はない。


【三行】
 ・露天風呂の西の横綱。
 ・岐阜・下呂温泉、鳥取・三朝温泉にもあるように、河原に設けられた入浴無料・男女混浴の露天風呂で24h入浴可能。
 ・黒瀬主観で他人に「素晴らしい!」と一押しできるレベルではない。




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