■桃園館(三朝温泉)
・黒瀬的オススメ度 : ★★★★★☆☆☆☆☆
・訪問時期 : 2016年11月
・住所 : 鳥取県東伯郡東伯郡三朝町山田118-1(参考)
・電話番号 : 0858-24-6200(参考)
・営業時間 : −(参考)
・泉質 : 含弱放射能-ナトリウム-塩化物泉(中性低張性高温泉)
・PH値 : 6.9
・湯温 : 65.9℃
・TAG : <低張性> <中性> <名湯百選>
・HP(参考) : 三朝温泉 桃園館 【公式サイト】|最低価格保証|どなたでもお気軽ご宿泊頂けます。
【寸感】
鳥取県にある名湯百選が一つ「三朝温泉」に属するホテル「桃園館」です。
三朝温泉発祥の湯「株湯」などからは最も離れた場所に立地していますが、それでも三朝温泉郷の温泉街まで徒歩5〜10分でアクセスできるため、温泉郷を散策したいという観点から見ても苦になる立地ではないでしょう。
尤も、じゃあ「株湯」にアクセスしたいとなると、結構歩きます。
25分〜30分ぐらいは見ておいた方が無難かと。
なおホテル自体は外国人観光客に向けた多言語対応を謳っており、館内は無料wi-fiにも対応。
当然、黒瀬的が多言語対応による恩恵を受けることはないながら、wi-fiの方はやはりあると非常に助かります。
事前にある程度は色々調べてきているとはいえ、予定通りにことが運ぶなら誰も苦労はしない。
さて温泉の話。
泉質はpH6.9、源泉温度65.9℃の含弱放射能-ナトリウム-塩化物泉(中性低張性高温泉)。
基本、無色透明無味無臭ですが、口に含むと若干のまろやかさを感じることができます。
湯船の構成は内湯と露天風呂が各一つずつといったオーソドックスな構成のはずなのだが、黒瀬訪問時は夕方・早朝どちらも露天風呂の栓が抜かれていて、湯船には温泉が張られていませんでした。
よもや「必要ならお客さんで湯を張ってね」ということはないかと思いますが、そうならそうで事前に説明が必要かと。
何で、黒瀬訪問時は実質内湯ONLYでした。
湯船の大きさは、十人からが一度に浸れる大きさを確保しており、狭さを感じる場面はそうそうなさそう。
特筆すべき含有成分としては、ナトリウムイオン(426mg/1kg)、フッ素イオン(5.3mg/1kg)、メタケイ酸(102mg/1kg)、メタホウ酸(12.6mg/1kg)、ラドン(10.85メッヘ)。
ここに塩素イオン(555mg/1kg)が加わりほぼ主成分。
浴感はアルカリ由来の脱脂効果を感じられる、浴後にややぽかぽか感が続く感覚といった辺り以外は特徴的なものはありません。
放射能泉で黒瀬が感じるカーッと体が一気に温まる感じは「株湯」の方が顕著な印象。
湯温という点でも、三朝温泉発祥の湯「株湯」と比較するとかなり温めで肌に優しい万人向きの湯と言った印象。
風呂から上がった後はウォーターサーバーから水分補給も出来ます。
但し、エレベーターのないホテルなので、足腰が弱い人なんかは上り下りが苦になるかも知れません(とはいえ3Fまでしかないが)。
食事も踏まえてみると特段リーズナブルというようなこともない印象ですが、多言語対応等の強みで外国人にはいいのかもしれない。
黒瀬的には三朝温泉の湯に浸りたいとなった時に、ここでなければならない理由に薄い感触です。
【三行】
・三朝温泉発祥の湯「株湯」などからは最も離れた場所に立地。株湯へのアクセスを徒歩で考えているなら、別所をチョイスした方が良いかも。
・黒瀬訪問時は、露天風呂に湯が張られておらず、実質内湯onlyだった。
・外国人観光客に向けた多言語対応有り。