ホテル岡田屋(愛知県)




■ホテル岡田屋(夏焼温泉)
 ・黒瀬的オススメ度 : ★★★★☆☆☆☆☆☆
 ・訪問時期 : 2016年10月
 ・住所 : 愛知県豊田市武節町田ノ洞213-2(参考)
 ・電話番号 : 0565-82-2544(参考)
 ・営業時間 : −(参考)
 ・泉質 : 単純温泉(弱アルカリ性低張性冷鉱泉)
 ・PH値 : 8.3
 ・湯温 : 11.8℃
 ・TAG : <低張性> <弱アルカリ性>
 ・HP(参考) : ホテル岡田屋 豊田 夏焼温泉


ホテル岡田屋



【寸感】
愛知県は矢作川に面する夏焼温泉郷のホテル「ホテル岡田屋」です。

泉質はpH8.3、源泉温度11.8℃の単純温泉(弱アルカリ性低張性冷鉱泉)。
無色透明無味無臭で、加温・循環ろ過・塩素消毒有。
尤も、鼻を付く塩素の臭いがないのは救いか。
少なくとも湯船に浸っていて、臭いを感じる場面はなかった。

湯船の構成は内風呂のみで、露天風呂・サウナ等はなし。
内風呂の大きさはパーソナルスペースを考慮すると7〜8人が一度に入れるサイズだが、湯船が一つのみということもあって繁忙期等では狭さを感じる場面もありそう。
含有成分は豊富とは言えず、湯治して効能を期待できる部分はなさそう。
一応特筆すべき含有成分を記載しておくと、フッ素イオン(6.1mg/1kg)。
メタケイ酸・メタホウ酸も入っては居るけれど……という感じ。

当然の如く、特徴的な浴感はないです。
一応、アルカリ由来の脱脂効果でさらさら感を味わえるが、泉質を求めてというだけでわざわざ愛知県は足助界隈に足を伸ばすほどの魅力はない。
保温についても、夏場はともかく秋冬といった時期では浴後湯冷めしないよう心掛けた方が良いと感じた。
特に、景観等を含めて長湯に向いた環境が整備されているでもないので、どうしてもさっと入ってさっと上がるパターンになりそう。
矢作川に面するという割といい立地になっているので、この辺はもうちょっと何とかならなかったのかとも思う。

気になった点は、湯の排出。
上から注ぎ込むのは良いとして、湯船から湯が溢れて流れていく構造を取っていなかった為、湯に汚れが溜まりそうだな、と。
黒瀬訪問時は客足という観点でそうでもなかったが、繁忙期とか大丈夫なのかは気になるところ。
まあ、同構造を取る湯船は世に無数にあるわけですけど。

道の駅「どんぐりの里」から徒歩でもアクセスできる距離ということもあるのだが、曲りなりにも露天風呂を持つ「どんぐりの湯」の方が満足度は高いかも知れない。
まあ、どんぐりの湯の方が塩素臭は強い(且つ、加温・循環ろ過・塩素消毒有)ですけれど。


【三行】
 ・ホテル岡田屋に限った話ではないけれど、夏焼温泉はわざわざ泉質を求めてというだけで愛知県は足助界隈に足を伸ばすほどの魅力はないと感じる。
 ・内湯のみであるため、道の駅「どんぐりの里(塩素消毒臭・強だけど)」の方が満足度は高いかも知れない。
 ・保温効果、保湿効果ともに高くないので、浴後は湯冷めしないように注意した方が良い。




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