赤穂パークホテル(兵庫県)




■赤穂パークホテル(赤穂温泉)
 ・黒瀬的オススメ度 : ★★★★★★☆☆☆☆
 ・訪問時期 : 2016年10月
 ・住所 : 兵庫県赤穂市さつき町36-12(参考)
 ・電話番号 : 0791-43-8000(参考)
 ・営業時間 : −(参考)
 ・泉質 : 未記載
 ・PH値 : 未記載
 ・湯温 : 未記載
 ・TAG : <名湯百選>
 ・HP(参考) : 播州赤穂での観光・ビジネスは天然温泉つきの赤穂パークホテルへ


赤穂パークホテル



【寸感】
兵庫県は播州赤穂の名湯百選「赤穂温泉」こと、よみがえりの湯を堪能できるホテル「赤穂パークホテル」です。

早速温泉の話に移ります。
泉質は中性の弱放射能-カルシウム・ナトリウム・塩化物強塩低温泉。
赤穂パークホテルでは含有成分の詳細な提示がない(ホテルマンにも詳しい含有成分はわからないと言われた)為、「何がどれだけ含まれています」というのは割愛しますが、持参の洗顔フォームやらが全く泡立たなかったこと、温泉を口に含んだ時の味わいから推察するに高張性か、それに近い数値の含有成分量の筈。

ちなみに、無色透明無臭で、口に含むと微かな塩味とそれを遥かに凌駕する苦みが広がる。
海水などを口に含んだ際の苦みを軽く上回る味わいで、飲泉可能であってもちょっと多量には飲めない味わいです。浴感としては体をじりじりと芯の方からゆっくりと温めてくれる湯で、且つ保温効果に優れ、浴後もなかなか熱が引かない湯です。
熱の引き難さを、浴後に十二分に感じさせられること請け合い。
尤も、ポカポカ感が長く続き、後から後から汗が浮き出る感じとはちょっと異なる印象。
脱脂効果・保湿効果面もそれなり。

湯船の構成は内風呂一つに露天風呂が一つのオーソドックスな内容。
内風呂・露天風呂ともに加温・循環ろ過・塩素消毒有で、熱湯の構成。
まあ、上記コンボが決まっていても浴感に大きく影響がある泉質ではないし、塩素消毒による臭いを強く感じさせないといった辺りは最低限は達成しているかと感じました。
サイズ的には内風呂が7〜8人で目一杯、露天風呂が2〜3人で目一杯といったところ。
残念ながら長湯向けの環境が整えられているとは言い難く、風景などを楽しみながら播州赤穂の強塩泉に浸るというわけにはいかないのが勿体ないところです。

特徴的な浴感は薄く、浴後のべたべた感も僅かでしたが、前述した通り黒瀬持参の洗顔フォームなどは全く泡立ちませんでした。
ボディソープやシャンプー等を持込む場合は、成分によっては全く役に立たない可能性を考えた方が良さそうです。

【食事】
今回、到着が何時になるか解らなかった為、夕食なし・朝食ありプランを選択させて貰ったんですが、朝食バイキングはバリエーションに置いて平均値をやや下回るレベルに感じた。
全て手作りを掲げており味についても特に不満はないが、昨今のビジネスホテル群には一歩及ばない感触。

余談になりますが、夕食なしプランをチョイスした為、赤穂駅付近で食事をしてから宿に入ろうとしていたんですが、赤穂駅付近には全国どこにでもあるチェーン店ぐらいしか食事可能な店舗はありませんでした。
せっかく兵庫は赤穂まで来たのだから何か地元のおいしいものをと思っていたのですが、……無念です。

そんでもって、何が一番無念だったかというと、赤穂パークホテル付近に割と食事可能な店舗が展開していること。
黒瀬みたいな状況下で、赤穂温泉を利用する方は、赤穂駅付近で安易に食事をしない方が良いかと。
もちろん、夜遅くでは利用できないでしょうが。
参考までに。


【三行】
 ・微かな塩味とそれを遥かに凌駕する苦みを持ち、保温効果抜群の良い湯です(赤穂パークホテルさんは加温・循環ろ過・塩素消毒有ですが)。
 ・赤穂温泉(強塩泉)との関係上、ボディソープやシャンプー等を持込む場合は全く泡立たない可能性があります。
 ・朝食バイキングはバリエーションに置いて平均値をやや下回るレベルに感じた。昨今のビジネスホテル群には一歩及ばない感触。




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暫定