■畷の里温泉(−)
・黒瀬的オススメ度 : ★★★★★★☆☆☆☆
・訪問時期 : 2016年07月
・住所 : 大阪府四條畷市砂2丁目18番18(参考)
・電話番号 : 072-876-0026(参考)
・営業時間 : −(参考)
・泉質 : 単純温泉(弱アルカリ性低張性低温泉)
・PH値 : 7.8
・湯温 : 33℃
・TAG : <低張性> <弱アルカリ性>
・HP(参考) : 大阪府四條畷市の天然温泉、畷の里温泉
【寸感】
大阪は畷にある日帰り入浴施設「畷の里温泉」です。
源泉温度は33.4℃のぬる湯で、ph7.8の単純温泉(弱アルカリ性低張性低温泉)。
無色透明無臭(飲泉不可)。
加温・循環ろ過・塩素消毒有ですが、塩素消毒の臭いはどちらかというと薄い部類。
含有成分量に乏しく(232mg/1kg)、特筆すべき含有成分は特になしとなる感じなのだが、日帰り入浴施設としてはスーパー銭湯ライクで好印象。
なお、特徴的な浴感はなく、アルカリ由来の脱脂効果も高くはありません。
保温・保湿効果も高くはなく、肌に優しい万人向けのぬる湯です。
プラス要素はやはりなんと言っても、33℃とぬる湯の源泉と熱湯とで冷熱交互欲ができること。
というか、33℃のぬる湯で保温というのもそもそもおかしな話ですか?
ともあれ、冷熱交互浴ではしっかり温まったと思っても体の芯まで温まりきっていないことがままあるので、温泉に入りに来て風邪を引くとかいう間抜けなことをやらかさぬよう留意した方が良いかと思います。
話がそれましたが、湯船の種類は、まず内風呂がジェットバス、座湯、電気風呂、マッサージ・歩行浴が可能な深めの湯船から、源泉加温の湯船が二つ。
露天風呂に移って、壺湯が二つ、寝湯、源泉加温の湯船が二つという構成。
一人サイズの二つの壺湯は源泉掛け流しで、縦横1cm強のゼラチン状の湯の華が浮き、盛夏の頃や残暑の季節には持って来いという感触。
ずっと浸っていたいと思わせられる。
また、寝湯(あれを寝湯と呼んでよいかという話もあるが)もぬる湯で、こちらも長時間浸っていられるのが良い。
首から上だけを湯から出し、頭を湯船の縁に預ける感じの寝湯なので、熱過ぎると何の変哲もないただの浅い浴槽ですからねぇ。
深夜1時まで営業しているということもあって入浴客数は多く。特に寝湯は常に人で埋まっていた印象。
反面、源泉掛け流しの壺湯は人気がない感じだったので、黒瀬は夜間でも30℃近い気温がある大阪の夜の中、ぬる湯で体を冷やしていました。
なんだかんだ言って、熱湯一辺倒でなく、ぬる湯の源泉で量がとれるというのは素晴らしい。
これで成分量豊富ならばいうことなしですが、そこまで求めるのは贅沢ってもんでしょうかね。
街中にあって、冷熱交互浴が可能な万人向け泉質の日帰り天然温泉施設という点では、割と稀有な存在じゃないでしょうか。
え? 京都に「京都桂 仁左衛門の湯」がある?
そりゃあ、探せば結構あるけどさ……。
【三行】
・33.4℃のぬる湯を掛け流し、加温槽とで冷熱交互浴が可能。
・露天にある二つの壺湯は源泉掛け流しで、縦横1cm強のゼラチン状の湯の華が浮き、盛夏の頃や残暑の季節には持って来い。
・但し、含有成分量に乏しく、保湿・保温効果も高くない。