Spa Resort 湯の華アイランド(岐阜県)




■Spa Resort 湯の華アイランド(−)
 ・黒瀬的オススメ度 : ★★★★★★☆☆☆☆
 ・訪問時期 : 2016年06月
 ・住所 : 岐阜県可児市土田大脇4800-1(参考)
 ・電話番号 : 0574-26-1187(参考)
 ・営業時間 : −(参考)
 ・泉質 : カルシウム・ナトリウム-塩化物泉(弱アルカリ性高張性低温泉)
 ・PH値 : 7.9
 ・湯温 : 未記載
 ・TAG : <高張性> <弱アルカリ性>
 ・HP(参考) : 湯の華アイランド広場

Spa Resort 湯の華アイランド



【寸感】
岐阜にある地下1800mから湯を汲み上げている日帰り天然温泉施設「Spa Resort 湯の華アイランド」です。

まず泉質ですが、pH7.9のカルシウム・ナトリウム-塩化物泉(弱アルカリ性高張性低温泉)で、地下1800mから湯を汲み上げているだけあってこの近辺ではなかなかお目に掛かることのできない含有成分量を誇ります。
尤も、成分表に記されているのはナトリウムイオン(4990mg/1kg)、カルシウムイオン(9023mg/1kg)、塩化物イオン(23160mg/1kg)の三種のみ。
他は本当に入っていないのか、上記三種が主要成分過ぎて省いているのかはともかく、浴感には上記成分に由来する部分が顕著にでます。

具体的には、浴後の半端ないべたつき、なかなか汗が引かない強い保温効果といった類。
保湿感はあまり高くなく、カルシウムによるべたつき感により浴後のさっぱり感は薄い印象。
せっかく源泉掛け流し槽があるのでそのまま源泉の成分をと行きたいところだが、気になる人は湯上り前に源泉をシャワー等で流してしまった方が良いかも。

湯は無色透明で無臭で、味は苦みがメインに若干の塩味が加わるイメージ。
勿体ないのは、塩素消毒臭が割と半端無いことですかね……。

湯船の構成は、スーパー銭湯ライクでバラエティに富みます。
内湯は水風呂、日替わり湯、自噴泉の天然温泉浴槽。
露天に行って、壺湯、大型テレビが備え付けられた人口炭酸泉、熱湯・やや熱湯に分かれた源泉掛け流しの湯船二つに、寝湯と座り湯といった感じで、盛り盛りのスーパー銭湯勢にも引けを取らない構成です。
なお、三つある壺湯の内の一つには、翡翠の原石を刳り貫いて作った特別感のあるものがあり「マグネシウムが溶け込んでいるぜ」との記載。
……本当か?

ともあれ、これだけあっても、繁忙期では手狭感は拭えません。
逆をいえば、それだけ繁盛しているということですが、入浴客が「泉質が良い」をメインに据えて足を運んでいるかはちょっと疑問。
もちろん、そこらの沸かし湯のスーパー銭湯を凌いでいるのは間違いないし、同じくそこらの単純温泉勢よりも「温泉に浸っているぜ!」という体験ができることも間違いない。

……と、いうのも、なんか大々的に訪問回数を記録するスタンプで「豪華景品が当たる」というリピーター向けのサービスをやっているからというのがあります。
「どうせ行くなら、豪華景品があたる湯の華アイランドに行くか……」というついで感もあるのかな、と。
まあ、だからどうしたという話ですが、黒瀬的には盛夏の頃とかはなかなかチョイスしにくい泉質です。

朝市・レストランから岩盤浴や木曽川を臨む休憩施設等も設備が充実しており、マンガ本が30000冊・インターネット接続も可能、館内はwi-fiも利用可能で長時間滞在することを視野に入れた作りになっています。
人によっては「朝から晩まで骨休めしている」という人も多いんじゃないでしょうか。
営業時間も〜25:00までと「22:00にようやっと仕事が終わった、疲労回復したい!」というニーズに応えられるのも良い感じ。
尤も、そんな時間じゃレストラン等の営業は終わってしまっているわけですが。


【三行】
 ・地下1800mから湯を汲み上げているだけあってこの近辺ではなかなかお目に掛かることのできない泉質・成分含有量。
 ・温泉は浴後のべたつき感もあり、盛夏の頃とかはなかなかチョイスしにくい泉質です。
 ・営業時間が〜25:00で、長時間滞在することを視野に入れた作り。




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