■ホテル武蔵亭(朝里川温泉)
・黒瀬的オススメ度 : ★★★★★★☆☆☆☆
・訪問時期 : 2016年05月
・住所 : 北海道小樽市朝里川温泉2丁目686−4(参考)
・電話番号 : 0134-54-8000(参考)
・営業時間 : −(参考)
・泉質 : カルシウム・ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉(弱アルカリ性低張性低温泉)
・PH値 : 7.7
・湯温 : 32.0℃
・TAG : <低張性> <弱アルカリ性>
・HP(参考) : 小樽朝里川温泉 武蔵亭 - 小樽の新鮮な魚介を堪能できる料理自慢の温泉宿。 四季折々の旬の味をお楽しみいただけます。
【寸感】
北海道は朝里川にあるホテル武蔵亭。
札幌からだと小樽に向かう途中にある温泉地で、札幌近郊からだと定山渓などと並んで気軽に日帰りで浸りに行くことの出来る温泉地だと言えます。
早速、温泉の話しに移ります。
泉質はpH7.7のカルシウム・ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉(弱アルカリ性低張性低温泉)。
つーか、黒瀬の経験上、北海道は純粋な美人湯傾向の泉質に乏しいです。
朝里川温泉も例外ではなく、マグネシウムやカルシウムといった成分を含みすべすべ感・さらさら感といった特徴的な浴感は薄いです。
特筆すべき含有成分は成りナトリウムイオン(441.3mg/1kg)、メタホウ酸(52.3mg/1kg)。
ここに比率的に多い成分として、カルシウムイオン(505mg/1kg)、塩素イオン(1239mg/1kg)、硫酸イオン(357.8mg/1kg)を含む。
総成分量で2000mg/1kgを超えてきており、湯冷めし難い保温効果がそこそこある湯で、保湿もまぁ。
上でも触れたけど、浴感としてはアルカリ由来の脱脂効果が期待できるぐらい。
湯船の構成は内風呂二つに、露天風呂一つ、サウナに、水風呂と言うか水掛け湯というか……。
温度は基本的に加温でどれも熱めの設定にされており、長時間の入浴に当たってはのぼせないよう留意する必要があります。
湯船はどれも塩素臭を感じず良好な部類だが、露天風呂でやや湯の汚れが気になったかな。
ちなみに湯船のサイズは、内風呂ではそれなりの大きさが確保されており内一つが10人からが浸れるサイズ。
もう一つはジェットバスで、4〜5人が浸れるサイズ。
露天風呂に移ると、パーソナルスペースを考慮して5〜6人が精々となるサイズの構成。
最後に、これは改善して欲しいと感じた部分は、2016年黄金週間訪問時で飲料水の補給ポイントが故障していて水分補給ができなかった点。
洗面台から出る水にはご丁寧に「飲めません」とあり、だったら更衣室前に注意書きを張るなり何なりすべき。
そもそも「入浴前に水分補給とかしてまで長湯すんじゃねえ」というつもりならそれでも構わないが。
言ってしまうとあれだけど、黒瀬的には一泊部屋を取って夜にゆっくりと浸りたいとまでは思わない構成です。
何よりも、実家からだとかなり近い位置にある温泉地ですからね……。
【三行】
・札幌基点に動き、小樽に足を運ぶ際、帰りに寄ったりするには良いと思います。
・湯船の温度は基本的に加温でどれも熱めの設定。
・総成分量で2000mg/1kgを超えてきており、湯冷めし難い保温効果がそこそこある湯で、保湿もまぁ。