■あやめの湯(新発田温泉)
・黒瀬的オススメ度 : ★★★★★☆☆☆☆☆
・訪問時期 : 2016年05月
・住所 : 大沼郡会津美里町大字下堀字中川360-4(参考)
・電話番号 : 0242-54-4118(参考)
・営業時間 : −(参考)
・泉質 : ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉(中性等張性高温泉)
・PH値 : 7.4
・湯温 : 46.3℃
・TAG : <源泉掛け流し> <等張性> <中性>
・HP(参考) : 会津美里振興公社 - 高田温泉 あやめの湯 - 施設概要 - 大沼郡
【寸感】
新潟県は下越の新発田市にある源泉掛け流しの日帰り入浴施設であり、新潟県が誇る名湯百選「瀬波温泉」を越える強塩泉。
泉質はpH7.4のナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉(中性等張性高温泉)。
特筆すべき含有成分も、リチウムイオン(1.1mg/1kg)、ナトリウムイオン(2781mg/1kg)、ストロンチウム(13.5mg/1kg)、フッ素イオン(2.5mg/1kg)、臭素イオン(11.6mg/1kg)、ヨウ素イオン(2.1mg/1kg)、メタホウ酸(47.2mg/1kg)と良い感じに豊富な湯です。
ここに、硫酸イオン(1168mg/1kg)、炭酸水素イオン(297.5mg/1kg)、メタケイ酸(39.4mg/1kg)が加わり、入浴による効能が非常に期待できます。
片山津温泉などなど、新潟県の名湯百選「瀬波温泉」を越える塩化物泉(強)は珍しくないのであれですが、新発田温泉でも源泉の香りも口に含んでみた際の味わいも瀬波温泉を凌駕する塩泉でした。
且つ、湯を言い表す上で「微黄」とは、正にこんな感じの湯のことだろうという色合いです
また湯の色も「濁りあり」と言い切ってしまうと言い過ぎなんだけど、透明とは言えない感じです。
湯船の底まで問題なく見通すことが可能です。
湯船の構成は内風呂一つのみ。
そこに毎分154Lの源泉が掛け流されています。
正直、湯船は小さくパーソナルスペースを考慮すると8〜9人も入れば目一杯な感じです。
浴感は源泉温度が46.3℃と高いという点もありますが、浸っていると一気に身体が芯から温まるのを実感できる湯で、夏場などに長時間浸るのは辛いと感じる温度です。
今回、黄金週間の訪問だったとはいえ、外気温が後一歩で一桁温度という日で良かったとすら思いました。
一応備え付けのシャンプー(イン リンス)、ボディーソープがあって400円という価格はかなり頑張っているんじゃないでしょうか。
露天も設けて、もっと本格的にやってもいいんじゃないかと思える泉質なので、内風呂のみのこぢんまりとした営業はちょっと寂しい。
新潟県新発田界隈に居て常日頃の疲れを癒すという意味であれば、良い施設だと思います。
無料で利用できる足湯もありますぜ。
【三行】
・新潟県の名湯百選「瀬波温泉」を越える成分含有量の塩化物泉。
・内湯のみで、源泉温度も高いため、夏場や残暑の頃に長時間浸るのは辛そう。
・無料で利用できる足湯あり。