■ホテル太閤（赤倉温泉）
・黒瀬的オススメ度 ： ★★★★★★★☆☆☆
・訪問時期 ： ２０１６年０４月
・住所 ： 新潟県妙高市赤倉４０２（参考）
・電話番号 ： 0255-70-4195（参考）
・営業時間 ： −（参考）
・泉質 ： カルシウム・マグネシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩温泉（中性低張性高温泉）
・ＰＨ値 ： 6.6
・湯温 ： 50.2℃
・TAG ： ＜源泉掛け流し＞ ＜低張性＞ ＜中性＞
・ＨＰ（参考） ： ホテル太閤公式サイト - 新潟赤倉温泉郷・妙高高原
【寸感】
新潟妙高に湧く温泉の一つ「赤倉温泉」を掛け流すホテル。
早速温泉の話に移ります。
温泉はpH6.6のカルシウム・マグネシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩温泉（中性低張性高温泉）。
50.2℃の源泉を掛け流し、お風呂の温度はやや熱めですが、露天風呂から見る妙高山の景色には素晴らしいものがあります。
一言で言っちゃうと「大自然」なんですけど、遠目に妙高山を眺められるというのが雄大で、且つ露天風呂から見る景色が開けているというのもポイント高いです。
話が逸れましたが、含有成分で特筆するべき所は、炭酸水素イオン（354.7mg/1kg）、メタケイ酸（243.1mg/1kg）、メタホウ酸（6.7mg/1kg）。
ここに比率的に硫酸イオン（327.3mg/1kg）、カルシウムイオン（129.4mg/1kg）を多く含み、保湿・保温・皮膚の殺菌などに効果が期待できそう。
黒瀬の体感では中性泉で脱脂効果は高くないけど、良く温まり浴後の保温・保湿効果も高い良い湯です。
ぬるぬる感といった類の特徴的な浴感はないですが、湯の中には漂う白い帯状の湯の華を大量に確認することが可能で、これだけでも湯治による効能が期待されます。
湯船の構成は、内風呂・露天風呂がそれぞれ一つというオーソドックスなもの。
尤も、内風呂は優に十数人からが楽に浸れる大きさを確保しており、露天風呂にしても十数人からが余裕をもって浸れる大きさを確保しております。
どちらからも、妙高に連なる山々といった大自然の景観を楽しめる作りになっているのも良い。
内風呂・露天風呂ともに限られたスペースに無理矢理ものを配置したような手狭さはなく、窮屈感や圧迫感とは無縁。
熱めの湯の華が舞う湯に浸りながら、ゆっくりリラックスできること請け合い。
場所が場所なので、冬場は雪景色、秋の頃には紅葉が本格的に楽しめるかと思います。
つーか、実際、黒瀬は黄金週間中に降雪に見舞われましたからね！
源泉温度の高さ等々を見ると、盛夏の頃は積極的な訪問をちょっと躊躇う感じになるかも知れませんが、カルシウム・マグネシウムが泉質名に付随する割には、浴後のベタベタ感は薄いです。
夏場でも十分さっぱり出来ると思います。
【三行】
・遠目に妙高山を眺められる内風呂、露天風呂。
・カルシウム・マグネシウムが泉質名に付随する割が、浴後のベタベタ感は薄い。
・妙高山から引湯する温泉は、白い帯状の湯の華を大量に確認することが出来る湯です。