大原温泉湯元 京の民宿 大原の里(京都府)




■大原温泉湯元 京の民宿 大原の里(大原温泉)
 ・黒瀬的オススメ度 : ★★★★☆☆☆☆☆☆
 ・訪問時期 : 2016年03月
 ・住所 : 京都府京都市左京区大原草生町31(参考)
 ・電話番号 : 075-744-2240(参考)
 ・営業時間 : −(参考)
 ・泉質 : 単純温泉(弱アルカリ性低張性低温泉)
 ・PH値 : 8.7
 ・湯温 : 27.9℃
 ・TAG : <低張性> <弱アルカリ性>
 ・HP(参考) : 京都の大原温泉の湯元・京の民宿『大原の里』

大原温泉湯元 京の民宿 大原の里



【寸感】
京都大原・寂光院に隣接し、天然温泉を堪能出来る民宿「大原の里」です。

今回は余寒の頃に寂光院・三千院辺りで梅や桜を見るため「大原の里」へ、前回(数年前)は秋口に紅葉を見るため同じ京都大原に他の宿を取った為、否応なしに前回との比較になりました。

まず温泉部分に触れておきます。
湯は無色透明、無味無臭。
27.9℃の源泉を加温し塩素消毒有りだが、気になるベルではない。

湯船の構成は内風呂・露天風呂が各一つ。
但し、内風呂の湯船が建物を貫通する作りになっており、湯船の中程辺りから屋外に露出し露天風呂も兼ねる、みたいな内容です。
そんでもって、半内風呂・半露天の他に、完全に独立した露天風呂(五右衛門風呂)がある構成です。

泉質は、分類上はph8.7のアルカリ性単純温泉となり、傾向としては美人湯寄りの湯。
含有成分は微量で特筆するべきものはフッ素イオン(7.7mg/1kg)ぐらいで、体感的にもアルカリ由来の脱脂効果以外は保温・保湿効果ともに特別優れたレベルにはないと感じました。
万人に向く優しい肌当たりの湯質で長時間の入浴に向くといえば聞こえはいいけど、成分由来の効能面では高い効果は期待できないかと。
まあ、自然味溢れる京都大原の景色を眺めながら、大いにリラックスしつつ浸りデトックスするのが正しい入り方じゃないですか?

そもそも、京都で天然温泉に入ろうと思ったら極々一部の都市部にある小規模高級宿か、最近開発の進む日帰り入浴施設か、天橋立付近まで出るか、ここ大原ぐらいしかパッと思い付きませんからね。

今回は接客・サービス面で苦言を書きます。
ちょうど中国人等、外国の観光客が入る時期だということもあっただろうし、それに対応するため急遽人員をパッチ当てして切盛りしていた時期でもあったかと思います。
現に、中国人に限らず、北欧系の方々も居ましたし。
ワールドワイドに展開することに対して文句はありませんし、正しい姿だと思います。

しかしながら、それを差し引いても今回あらゆる面で段取りが悪過ぎです。
具体的には記述しませんが「伝えられた食事の時間が間違っている」「伝えられた利用方法が間違ってる」等、何とか臨機応変に対応したこともあって実害を被るには至りませんでしたが、その気がなくとも他所と比較してしまいます。

名物の味噌鍋は食べておいて損はないレベル。
話の種には成るが、無理してチョイスするまでもない。


【三行】
 ・泉質面で言うと、わざわざ浸りに行くほどのインパクトはない。
 ・京都大原観光には便利です。
 ・名物の味噌鍋は食べておいて損はないレベル。




名湯放蕩録トップページに戻る


深守総合案内所トップページに戻る

暫定