■大江戸温泉物語 城崎温泉 きのさき(城崎温泉)
・黒瀬的オススメ度 : ★★★★★★☆☆☆☆
・訪問時期 : 2016年03月
・住所 : 兵庫県豊岡市城崎町桃島1232(参考)(参考)
・電話番号 : 0570-041-263(参考)
・営業時間 : −(参考)
・泉質 : ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(中性低張性高温泉)
・PH値 : 6.98
・湯温 : 58.4℃
・TAG : <低張性> <中性>
・HP(参考) : 城崎温泉 きのさき | 大江戸温泉物語グループ【公式サイト】
【寸感】
開湯1300年の歴史を持ち、江戸時代には「海内第一泉」とも呼ばれた山陰丹波の名湯「城崎温泉」の、米投資ファンドのベインキャピタルの血が入った大江戸温泉物語グループが経営するホテルです。
外資が入ったからか元々そうだったのかは解らないけど、大江戸温泉物語グループの他の経営ホテル群同様「加温・循環ろ過・塩素消毒あり」のコンボが決まっており、泉質重視の観点からはオススメ度が一段低いホテルです。
尤も、比較的安価な値段で宿泊できるため「そこまで泉質は重視しないよ!」等、割り切って利用するにはコストパフォーマンス的にも良い選択肢に成り得ると言えるんじゃないでしょうか。
「大江戸温泉物語 城崎温泉 きのさき」でいうと、城崎温泉の売りの一つ「外湯巡り」を楽しむのにも「ゆめぱ」を提供してくれますし、メインストリートから外れた立地という点に対しても回遊バスを提供してくれます。
宿を取ってのんびりとリーズナブルに外湯巡りや城崎観光を堪能したいとニーズに応えてくれます。
さて、早速温泉の話しに移ります。
湯は無色透明、無味無臭。
泉質はph6.98のナトリウム・カルシウム-塩化物泉(中性低張性高温泉)。
成分部分に触れると、ナトリウムイオン(1000mg/1Kg)、フッ素イオン(2.4mg/1Kg)、臭素イオン(8mg/1Kg)、メタケイ酸(86.7mg/1Kg)があり、ここに塩素イオン(2300mg/1Kg)と来て、湯冷めしにくい湯と言った感じ。
正直なところ、浴後のしっとり感やすべすべ感といった体感的な感覚で特別優れていると思う部分はありません。
これは「大江戸温泉物語 城崎温泉 きのさき」に限らずどこもこの内容で、一度源泉をタンクに集めてからそれを各所に振り分けているため各湯場による差異がありません。
尤も、これこそが城崎温泉の宿泊に対して、大江戸温泉物語グループの利用でよいと思った理由でもあります。
どこを利用しても湯質が変わらない上に「加温・循環ろ過・塩素消毒あり」ならば、というわけです。
もちろん、食事や部屋のグレード・高級感、サービス等等、提供するものに差異はありますが、湯質的には差がないので後は値段と求めるものとを天秤に掛け要相談となります。
「大江戸温泉物語 城崎温泉 きのさき」は、その中でリーズナブルさが際立っていると思いました。
食事に関しては本当に「価格なり」だと思いましたが、それ以外は値段の割に頑張っていると思います。
コストパフォーマンスは良いでしょう。
【三行】
・「加温・循環ろ過・塩素消毒あり」のコンボが決まっており、泉質重視の観点からはオススメ度が一段低い。
・城崎温泉の売りの一つ「外湯巡り」を楽しむに辺り「ゆめぱ」を提供してくれ、回遊バスも提供してくれる。
・The リーズナブル。