■ダイヤモンド有馬温泉ソサエティ(有馬温泉)
・黒瀬的オススメ度 : ★★★★★☆☆☆☆☆
・訪問時期 : 2015年12月
・住所 : 兵庫県神戸市北区有馬町423(参考)
・電話番号 : 078-904-2235(参考)
・営業時間 : −(参考)
・泉質 : 単純弱放射能冷鉱泉(中性低張性冷鉱泉)
・PH値 : 6.3
・湯温 : 19.4℃
・TAG : <名湯百選> <低張性> <中性>
・HP(参考) : ダイヤモンド有馬温泉ソサエティ本館 | 公式サイト
【寸感】
兵庫は名湯百選「有馬温泉」の銀泉を堪能できるホテルです。
なお、金泉は堪能できません、あしからず。
そんなこんなで有馬温泉の金泉(含鉄-ナトリウム-塩化物強塩高温泉)こそないものの、銀泉こと単純弱放射能冷鉱泉(中性低張性冷鉱泉)をホテルの大浴場で堪能できます。
本館、新館がありますが、宿泊時はどちらの湯船も堪能できました。
もちろん、本館・新館とはなれているため、徒歩でアクセスする必要はありますが……。
湯は無色透明無臭で18.86マッヘの放射能泉という点以外にはフッ素イオン(2.3mg/1kg)ぐらいしか成分的に特筆する点は無い感じです。
メタケイ酸(37.8mg/1kg)、メタホウ酸(2mg/1kg)もそこそこ入っているあたりは抜かりなく、他の放射能泉同様、火照るように身体が温まり湯冷めしにくい浴感を堪能しつつ、保湿効果もあるにはあるという総括になりますかね。
名湯百選の選出は、歴史部分に関する由来が大きいんじゃないかと勝手に思っております。
なお「源泉掛け流し」と表記されていますが、ダイヤモンド有馬温泉ソサエティでは上から入れる湯はともかく、湯船は加温・循環ろ過・塩素消毒有りです。
特に内風呂は塩素臭を感じられる程で、気になる人には別のホテルないし旅館をオススメします。
(本館・新館ともに同等です)
湯船は本館が内風呂二つに、露天風呂が一つで。
新館が内風呂一つに、露天風呂が一つ。
露天風呂を見ると新館も本館も柵で囲われており、放射能泉で火照る身体を冷やして涼むという用途以外は余り開放感等は感じられないかと。
部屋の広さや、布団を自分で敷くといったサービス面でも細かなところでは平均値を下回るイメージです。
致命的なものではないけれど、他と比べていくと細かな部分で一歩劣るのは否めない。
そもそも有馬温泉自体が全般的に他と比べて高価というのもあるけれど、個人的にはだったらわざわざ有馬温泉に足を運ぶ理由もないというのが正直なところです。
正直、今回の訪問で有馬温泉の温泉街を散策して「金泉も堪能」と目論んでいたんですが、時間的な都合も取れなかった(ど年末だったんですよね……)ため今回のダイヤモンド有馬温泉ソサエティ宿泊では、金泉は諦めた次第です。
ちなみに、六年ぐらい前にも有馬温泉の他のホテルに宿泊しているんですが、その時にも金泉は堪能していないんですよね……。
縁がないのか、何なのか。
実際にはホテルから距離的に500m程度も離れていない位置に金泉があるため、有馬温泉散策の軸足に添えると割り切っても良いでしょう。
【三行】
・ホテルの大浴場で有馬温泉「銀泉」が単能できます。
・部屋の広さや、布団を自分で敷くといったサービス面でも細かなところでは平均値を下回るイメージです。
・割と有馬温泉の中心地近くに立地しているので、有馬温泉散策の軸足に添えると割り切った利用も良いかと思います。