■大湯(野沢温泉)
・黒瀬的オススメ度 : ★★★★★☆☆☆☆☆
・訪問時期 : 2015年11月
・住所 : 長野県下高井郡野沢温泉村豊郷9328(参考)
・電話番号 : 0269-85-3155(参考)
・営業時間 : 4月〜11月 5:00〜23:00、12月〜3月 6:00〜23:00(参考)
・泉質 : 単純硫黄温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
・PH値 : 8.5
・湯温 : 66.2℃
・TAG : <源泉掛け流し> <低張性> <弱アルカリ性>
・HP(参考) : 外湯の紹介 : 北信州野沢温泉 観光協会オフィシャルウェブサイト
【寸感】
野沢温泉郷の外湯巡りで入浴可能な13湯の内の一つ。
2015年11月の湯治では大湯・川原湯・熊の手洗場の三つを巡りましたが、大湯が一番湯船が大きく、且つ熱湯が出ていましたぜ。
といっても、湯船の大きさはパーソナルスペースを考慮しても5〜6人も入れば目一杯という感じだし、そもそも長湯できる温度と環境ではない。
湯船は一つで、ボディーソープ・シャンプー等は備え付けられていないので持参必要。
足拭きタオルと洗面器くらいはあるが、寸志で入浴できる施設としては十分じゃないでしょうか。
なお、源泉こそ違えど泉質は単純硫黄温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)で成分はほぼどこも変わらずです。
尤も、曰く「一番良い泉質なのは滝の湯」ということらしいので、黒瀬でいうと別に一日まるっと野沢温泉ホテルに浸っていても良かったんじゃないかという気もする。
外湯巡りはやっておいて損はないと思うけれど、無理をしてまで回るものではもないかと思います。
一応、成分にも触れておきますが、まず硫化水素イオンの含有量が17.6mg/1kgの療養泉基準超えの単純硫黄温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)で、メタケイ酸(99.8mg/1kg)、メタホウ酸(12.9mg/1kg)という感じ。
比率的に、ナトリウムイオンやカルシウムイオン、硫酸イオン・塩素イオンを多めに含むが、確かに成分的にも滝の湯源泉が最も濃い成分を含んでいることが解ります。
滝の湯源泉と異なる部分は、大湯・川原湯・熊の手洗場は湯が無色透明。
滝の湯源泉で触れた通り、体感的な部分では身体が温まり易く、湯冷めし難い泉質だと感じる。
特に滝の湯源泉よりも熱い湯が流し込まれていた大湯では尚更そう思わされましたぜ。
【三行】
・野沢温泉郷の外湯巡りで入浴可能な13湯の内の一つ。
・源泉こそ違えど、泉質は単純硫黄温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)で成分はほぼ他の源泉と違いありません。
・外湯巡りはやっておいて損はないと思うけれど、少なくとも無理をしてでも回るというものではないかと思います。