美人の湯 かかみがはら(岐阜県)




■美人の湯 かかみがはら(−)
 ・黒瀬的オススメ度 : ★★★★★★★☆☆☆
 ・訪問時期 : 2015年11月
 ・住所 : 岐阜県各務原市蘇原申子町1丁目1(参考)
 ・電話番号 : 058-380-2622(参考)
 ・営業時間 : 10:00〜24:00 (最終入館 23:20)(参考)
 ・泉質 : ナトリウム−炭酸水素塩温泉(弱アルカリ性低張性高音泉)
 ・PH値 : 8.0
 ・湯温 : 45.3℃
 ・TAG : <低張性> <弱アルカリ性>
 ・HP(参考) : 日帰り温泉≪美人の湯≫かかみがはら

美人の湯 かかみがはら(全体)


【寸感】
岐阜県各務原市にある日帰り温泉施設で、源泉「美人の湯 しろとり」を遠く運搬してきて使用するという中々手間掛かることをやってる温泉施設でもあります。
ちなみに、源泉「美人の湯 しろとり」は内風呂に使用していないので注意。
内風呂は実質、スーパー銭湯みたいなものですね。
なお、源泉「美人の湯 しろとり」は露天風呂に使用しているのですが、露天風呂の範囲は広く壺湯などにも使用されております。

循環ろ過など手が入っているは入っているが、ph8.0のナトリウム−炭酸水素塩温泉(弱アルカリ性低張性高音泉)で、且つ総含有成分量2985mg/1kg(参考)の威力は強力。
ぬるぬる感を阻害する成分がほぼ含まれない中、ナトリウムイオン(777mg/1kg:参考)、炭酸水素イオン(2005.1mg/1kg:参考)という好条件も整って、低位の美人湯傾向にある源泉掛け流し群を凌ぐぬるぬる感覚を味わえます。

ここに、療養泉基準超えの成分ではフッ素イオン(6mg/1kg:参考)、メタホウ酸(8.2mg/1kg:参考)が含まる感じ。
また少ないながらも、メタケイ酸(39mg/1kg:参考)、遊離二酸化炭素(38.5mg/1kg:参考)も含み、その施設名にもある通り、典型的な美人湯傾向の泉質だと言えます。
各務原のど真ん中という激しい混雑具合に見舞われる立地条件でなければ、もっと足を運びたい日帰り温泉施設だと言えます。
一応言っておくと、肌にまとわる細かい気泡なんかは味わえません。
やっぱり新鮮な源泉とは異なるし、消毒関連が加わると、肌にまとわる気泡なんかを天然で味わうのは困難なんでしょうね。
こちらが味わいたければ、もっと岐阜を郡上方面の山奥に向かって走り、神明温泉「湯元 すぎ嶋」辺りを狙うしかないねぇ。

話が逸れましたが、スーパー銭湯ライクという観点から見ても、食事処・休憩施設もあって平均点は超えてきているかと思います。
近場にあって未訪問の方は、一度ぬるぬる感を味わうという意味でも足を運んで損はないかと思いますぜ。
が、愛知県を含む近隣の県からの訪問だと、時間帯によっては各務原の大渋滞を味わえるので注意が必要です。


【三行】
 ・「美人の湯 しろとり」源泉は低位の美人湯傾向にある源泉掛け流し群を凌ぐぬるぬる感覚を味わえます。
 ・但し、内湯は「美人の湯 しろとり」を使用しておらず、スーパー銭湯そのもの。
 ・訪問の際は岐阜県各務原市の大渋滞を味わうことのない時間帯を選びたい。




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