ホテル古賀の井(和歌山県)




■ホテル古賀の井(南紀白浜温泉)
 ・黒瀬的オススメ度 : ★★★★★★★☆☆☆
 ・訪問時期 : 2015年11月
 ・住所 : 和歌山県西牟婁郡白浜町垣谷3753(参考)
 ・電話番号 : 0739-42-2922(参考)
 ・営業時間 : −(参考)
 ・泉質 : ナトリウム炭酸水素塩・塩化物泉(中性低張性高温泉)
 ・PH値 : 7.5
 ・湯温 : 61.5℃
 ・TAG : <名湯百選> <源泉掛け流し> <低張性> <中性>
 ・HP(参考) : 南紀白浜温泉 ホテル 古賀の井 [公式サイト] 南紀白浜のホテル

ホテル古賀の井(全体)


【寸感】
和歌山県の名湯百選の一つで、南紀白浜でカラカミ観光が展開する「古賀の井」のホテルの一つです。
姉妹ホテルに全室オーシャンビューの「白浜古賀の井リゾート&スパ」(旧:コガノイベイホテル)があります。

コガノイベイホテルの大浴場・露天風呂が改装期間だったため、夜間の大浴場利用時にホテル古賀の井のものを利用させて貰った形であり、宿泊はしておりませんのであしからず。

泉質部分は「白浜古賀の井リゾート&スパ」(旧:コガノイベイホテル)と同じ源泉を利用しているため、そちらに準ずる形です。
一応記載すると、硫黄成分が少ないとか炭酸水素イオンの含有量が多いとか色々差異はあるものの、南紀勝浦と非常に似通った泉質だと個人的には思いました。
ぬるぬる感とか硫黄臭とかいった特徴的な浴感・体験はないものの、南紀白浜という立地条件に合わせて総成分含有量が6021mg/1kgという源泉です。

陽イオンの主成分はナトリウムイオン(1707mg/1kg)、ここに陰イオンとしてフッ素イオン(5.3mg/1kg)、炭酸水素イオン(2555mg/1kg)が療養泉基準超えで続き、塩素イオン(1382mg/1kg)ときてメタケイ酸(127.5mg/1kg)、メタホウ酸(51.1mg/1kg)、遊離二酸化炭素(126.1mg/1kg)を含む、保温・保湿効果の高い無色透明の美肌の湯です。
湯はさらりとしており、肌に優しい長時間入浴に向く浴感。
成分量は多いものの加水有りで、且つ湯の新鮮さと言う点では一線級からは一歩引いており、効能含めてやはり長時間ゆっくり浸ってなんぼという浴感。

改装前のコガノイベイホテルよりも優れていると思った点は、浴槽。
特に大露天風呂にしろ、内湯の檜風呂にしろ、下手に南方リゾートを意識した白塗りの素っ気ないコガノイベイホテルの大浴場よりもずっと味がありました。
コガノイベイホテルの方は、窮屈感こそないものの面白味もなく長時間浸るには殺風景過ぎる浴場だと言えます。

なお、入浴のみの利用のため、サービス等等で特に記述することはありません。


【三行】
 ・浴場という観点で言うのなら、改装前のコガノイベイホテルを大きく上回る満足感。
 ・「白浜古賀の井リゾート&スパ」(旧:コガノイベイホテル)の姉妹ホテルでカラカミ観光経営。
 ・泉質は多少の差異はあれど、南紀勝浦に似た成分だと思います(硫黄泉じゃないし、白濁もないじゃねぇーかと突っ込まれそうだけど……)。




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