妙義グリーンホテル(群馬県)




■妙義グリーンホテル(妙義温泉)
 ・黒瀬的オススメ度 : ★★★★★★☆☆☆☆
 ・訪問時期 : 2015年10月
 ・住所 : 群馬県富岡市妙義町菅原2678(参考)
 ・電話番号 : 0279-64-2134(参考)
 ・営業時間 : −(参考)
 ・泉質 : 含二酸化炭素-ナトリウム-炭酸水素塩-塩化物温泉(中性高張性冷鉱泉)
 ・PH値 : 7.19
 ・湯温 : 16.2℃
 ・TAG : <高張性> <中性>
 ・HP(参考) : 妙義温泉・妙義グリーンホテル【公式ホームページ】

妙義グリーンホテル(妙義温泉)


【寸感】
群馬は三大奇勝の一つ「妙義山」の麓に立地するホテル。
中性で高張性という時点で中々堪能することの出来ない泉質なのに、ここに加えて源泉に含まれるナトリウムイオンの量が海水の十倍もあるという驚きの泉質です。

これで源泉掛け流しならば言うことなしといったところです(肌の保護のため、加水が必要らしいけど……)が、残念ながら「加水有り」「循環・濾過有り」「塩素消毒有り」というトリプルコンボが決まっております。
それでも、塩素の匂いは露天で若干鼻に付くぐらいで、加水・循環・濾過があるにも関わらず中性泉で「ぬるぬる感」を演出してくれる温泉でもあります。
温泉の成分含有量にものを言わせてって感じですが、特筆すべきはナトリウムイオン(1280mg/kg:参考)と炭酸水素イオン(22000mg/kg:参考)の含有量ですかね。

溶存物質の総計で言うと29.5g/kg(参考)もあります。
こんな数字は滅多に、お目にかかれないかと思います。

お隣長野の成分濃厚で知られる松代温泉「公共の宿 国民宿舎 松代荘」でさえ、溶存物質の総計で15.52g/kg(参考)ですからねー。
泉質が似通っているかというと、そんなことはなく松代温泉で多分に含まれる鉄が妙義温泉には含まれておりません。
さらにいうと、マグネシウムイオンとかカルシウムイオンとかはほとんど含まれておらず、まー、だから故に無色透明の湯質です。

ちなみに、湯船は内風呂一つに、露天風呂一つのスタンダードな構成。
内湯は非常に広いですが、露天風呂の湯船はパーソナルスペースを考慮すると2〜3人で目一杯名な感じです。

正直、身体が爛れるとかでもない限りは入ってみたいけどね、溶存物質29500mg/1Kgでナトリウムイオン含有量が海水の十倍に達する源泉に!

例によって、アメニティ・清潔感などは平均値を持たしていると感じます。
が、宿泊客の荷物を部屋まで届けてくれないっていうのはどうなんですかね。
ホテルでの一般的なサービスってこんなもんでしたっけ?

後は黒瀬が滅多に触れない部分だけど、今回ちょっと気になったんで触れるますが、ディナーの量がかなり少ない気がする。
追加注文ありきというか。
まぁ、その追加注文のメニューが非常に豊富で値段の幅も多岐に渡るのが「ふーん」て感じ。
宿泊プランによって、差異はあるのかも知れないけど。


【三行】
 ・溶存物質の総計:29.5g/kg(参考)の高濃度の源泉は、話の種に一度入ってみるのも良いかもしれません。
 ・その結果、やっぱり「加水有り」「循環・濾過有り」「塩素消毒有り」でふーんって感じだったというのもいいんじゃないでしょうか!
 ・黒瀬が選んだ宿泊プランの所為かも知れないけど、ディナーの量がかなり少ない気がする。




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