■赤沢温泉 日帰り温泉館（赤沢温泉）
・黒瀬的オススメ度 ： ★★★★☆☆☆☆☆☆
・訪問時期 ： ２０１５年１０月
・住所 ： 静岡県伊東市赤沢浮山１７０−２（参考）
・電話番号 ： 0557-53-2617（参考）
・営業時間 ： 10：00〜22：00（最終入館21：00）：平日（参考）
・泉質 ： カルシウム・ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉（弱アルカリ性低張性高温泉）
・ＰＨ値 ： 8.3
・湯温 ： 45.4℃
・TAG ： ＜弱アルカリ性＞ ＜低張性＞
・ＨＰ（参考） ： 赤沢日帰り温泉館｜DHC 赤沢温泉郷
【寸感】
静岡県は伊豆半島の東伊豆に位置する赤沢温泉の日帰り利用専用施設（かのDHCが経営）。
良いお値段張る（※１）だけ有って、立派な施設で、且つタオルやバスタオルを自分で用意する必要なく手ぶらで気軽に行ける施設です。
（※１）
平日、中学生以上：1,230円（税込）、4歳〜小学生：720円（税込）
土日祝日、中学生以上：1,640円（税込）、4歳〜小学生：930円（税込）
泉質は、湯ヶ島温泉「水のみち・風のみち 湯ヶ島 たつた」と同じカルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉で、且つ含有成分で湯ヶ島温泉を上位置換しちゃったりします。
立地も東伊豆からぐるりと太平洋を望む場所にあり、露天風呂からは最高の眺めを堪能できます。
スーパー銭湯ライクに、壺湯からジャグジー、ジェット付き寝湯から打たせ湯まであり、単純塩泉とそう浴感が違わない温泉を長時間に渡って楽しむためギミックがあると言って良いんじゃないでしょうか！
こう書くと、赤沢温泉って湯ヶ島温泉「水のみち・風のみち 湯ヶ島 たつた」の完全上位互換じゃないかと思われそうですが、日帰り温泉館を利用する限り塩素消毒の匂いが酷く、せっかくのカルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉を楽しめないレベルです。
何か悪い代名詞のように使っちゃって申し訳ないけど、大沢温泉「緑翠亭 景水」よりかはいくらかマシというレベルで、東伊豆の太平洋を望む絶景を露天風呂から堪能できるという要素がなければ、黒瀬的にはわざわざ足を運ぶ理由がない温泉郷かと。
一応泉質面にも深く触れておきますが、（泉質は）湯ヶ島温泉の上位互換とまで記載したようにナトリウムイオン（394.9mg/1kg：参考）、カルシウムイオン（746.1mg/1kg：参考）ではトリプルスコア並の含有量です。
ここに硫酸イオン（947.9mg/1kg：参考）、メタケイ酸（36.4mg/1kg：参考）・メタホウ酸（5.4mg/1kg：参考）ともに湯ヶ島温泉を上回る含有量で、硫酸塩泉の効能「しわのばし」を期待したいのならば赤沢温泉の方が向いていそう。
ちなみに、メタホウ酸が療養泉基準値を上回る感じです。
施設は非常に綺麗で高級感があり「塩素消毒とか循環ろ過なんか気にしないぜ！」っていう人には、良いんじゃないかと思います。
まー、でもやっぱり、温泉を堪能しているって気になれないのが、黒瀬は「ちょっとねー」と思ってしまいます。
なお、今回は日帰り施設の利用であり、当然のことながら宿泊施設の方も同じような状況かどうかは解りません。
【三行】
・塩素消毒、循環ろ過が酷くなければ、湯ヶ島温泉の上位互換の泉質。
・東伊豆の太平洋を望む絶景の露天風呂は素晴らしいと思います、潮風も非常に心地よい。
・何の用意もなく、手ぶらでふらっと気軽に行ける施設です（ちょっと良い値段張るけど）。