華咲の湯(静岡県)




■華咲の湯(浜名湖かんざんじ温泉)
 ・黒瀬的オススメ度 : ★★★☆☆☆☆☆☆☆
 ・訪問時期 : 2015年01月
 ・住所 : 静岡県浜松市西区舘山寺町1891(参考)
 ・電話番号 : 053-487-0001(参考)
 ・営業時間 : 10:00 〜 23:00(最終入場22:00)(参考)
 ・泉質 : ナトリウム・カルシウム塩化物強塩温泉(昇温循環・ろ過・加水 等)
 ・PH値 : 7〜7.4
 ・湯温 : 27.8℃(石景の湯)、33.7℃(ダイダラボッチの湯)
 ・TAG : <日帰り温泉>
 ・HP(参考) : 【華咲の湯(はなさきのゆ)】

華咲の湯(浜名湖かんざんじ温泉)


【寸感】
共同源泉湯と、自家源泉を使用している湯がある静岡県下最大を謳う日帰り温泉施設。
まぁ、食事処有り、休憩スペース有りのスーパー銭湯ライクな温泉施設という認識で良いと思いますぜ。

早速、肝心の湯質の話に行きますが、まず華咲の湯は「石景の湯・桧香の湯」 と「ダイダラボッチの湯」 からなります。

前述した共同源泉湯と、自家源泉を使用している源泉の違いがあるからですが、正直「ダイダラボッチの湯」と名付けられた方は泉質という意味でもスーパー銭湯と同程度という認識です。
昇温循環・ろ過・加水のスリーコンボが見事に決まっているからでしょうが、塩素臭がしないという以外はわざわざ静岡浜松・浜名湖エリアくんだりまで足を運ぶに値するとは言い難い出来です。
その辺りのスーパー銭湯に浸かっているのと相違ないと言って良い。

「源泉掛け流しの温泉に入りに行こうぜ」って「源泉掛け流ししか認めない派」の友人を誘っていったら切れられるレベル。
「黒瀬ともあろう温泉好きが、源泉掛け流しと言いながら誘って置いて連れてくる場所がこれ?」とか言って鼻で笑われそう……。

もしも、他の浜名湖舘山寺温泉を名乗る旅館・ホテル群で、この共同源泉こと「舘山寺温泉第4温泉源(昇温循環・ろ過・加水)」のみで温泉を経営している場合、泉質的な意味合いで言うところの温泉としての魅力はほぼないと言って良いでしょう。
 ※あくまで黒瀬の個人的な寸感です。
もちろん、どこも自家源泉あたりをしれっと用意しているでしょうけれど。

話が逸れましたが、もう片一方の「石景の湯・桧香の湯」
黒瀬訪問時は「石景の湯」が男湯でしたが、こちらの「かんざんじ黄金の湯」は昇温循環有ですが、ようやっと「温泉!」というクラスでした。
湯は黄土褐色で、塩の香りが薫り、湯上がりはポカポカ感が尾を引く。
但し、湯上がり時に若干べたつく感じはある。
塩素消毒の匂いは感じられないが、湯船は大きいとは言えず、四〜五人も入ればゆったりスペースとは行かないでしょう。

かんざんじ白金の湯の方はダイダラボッチの湯と大差なく、わざわざ特筆するものはない感じ。
白湯に近い感じなので、湯上がり前に浸かると良いかも。

総じて、全湯船が「かんざんじ黄金の湯」の泉質ならば日帰り温泉として言うことないが、わざわざこの温泉を目当てに静岡くんだりまで足を運ぶ必要性があるかと言われると黒瀬的には疑問符が付く感じ。
後「華咲の湯」は「源泉掛け流し」を謳っていますが、昇温循環有というところを源泉掛け流しというのは無理があると黒瀬は思います。

「鰻を食べに行くついでに〜」とか「浜松餃子を食べに行くついでに〜」とか「釣りの帰りに〜」とかのついでで足を運ぶなら、まぁいいんじゃないですか。


【三行】
 ・スーパー銭湯レベル。
 ・「かんざんじ黄金の湯」のみそれなり。
 ・わざわざ静岡くんだりまで足を運んでまで行く必要性があるかには疑問符。




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