道後温泉本館(愛媛県)




■道後温泉本館(道後温泉)
 ・黒瀬的オススメ度 : ★★★★★☆☆☆☆☆
 ・訪問時期 : 2014年12月
 ・住所 : 愛媛県松山市道後湯之町5-6(参考)
 ・電話番号 : 089-943-8342(参考)
 ・営業時間 : 6:00 〜 23:00(札止め22:30)(参考)
 ・泉質 : アルカリ性単純温泉(アルカリ性低張性高温泉)
 ・PH値 : 9.1
 ・湯温 : 47.8℃
 ・TAG : <名湯百選> <日本三古湯>
 ・HP(参考) : 道後温泉物語|道後温泉旅館協同組合(道後温泉観光協会)

道後温泉:共同湯(正面)


道後温泉:共同湯(側面)



【寸感】
伊予国にある日本三古湯の一つで、通称・坊ちゃん湯
共同湯(道後温泉本館)が持つ雰囲気が本当に素晴らしい。

黒瀬が入浴したのは「神の湯階下」という一番安価な「入浴のみ」のパターンというか、訪問した時間的にこれしか選べなかった。
次回訪問時には「霊の湯」に入るだけでは飽きたらず、坊っちゃん団子付の個室休憩有りの最高級プランをチョイスしたいところだけど、日曜・祝日では早朝から並ぶとかでもしない限り困難っぽい。
「もう一度行くのか?」というそもそもの問題もあるが。

ちなみに、道後温泉本館前には駅から続く「道後ハイカラ通り」という商店街があり、温泉街っぽい雰囲気と活気があって良かった。
似たような構図だった熱海の商店街がお世辞にも「活気がある」とは言えない状態だったのを目の辺りにしていることもあって、黒瀬の目には非常に対照的に映りましたぜ。

道後温泉の湯文化の一つ「湯かご」も、入浴関連の荷物を小洒落た感じで持ち歩くには良いんじゃないでしょうか。
別に、道後温泉のみでしか使用しちゃあかんというわけじゃないですしー。

さて、肝心の湯質ですが、正直なところ湯成分が「濃厚!」という感覚はありませんでした。
例え、単純塩泉でも「濃厚! 濃厚だ!」と感じさせられる名湯がある(尾張かにえ温泉:名湯百選、とか)ので、ここに関してはちょっとガッカリ。
言っちゃ悪いけど「良くも悪くも、普通の単純塩泉だな」という感想。
成分的にも当然なんだけど、たぷたぷと流れ出る源泉も無臭。
まぁ、日本三古湯として古くから多くの人に利用されてきたという点でも、そんなエキセントリックな湯質(強酸泉とか)よりかは単純塩泉の方が万人向けだし繰り返しの入浴に向いてますしね。

ただ泉質的な部分で言うと、近隣地域にお住まいの方とか愛媛に縁がある方以外はわざわざ愛媛くんだりまで足を伸ばして何度も入浴する程かと言われると黒瀬的には疑問符が生じる。
尤も、話のネタの一つとしても、あの温泉街ライクな雰囲気を堪能するという意味でも、一度は訪れる価値がある場所じゃないでしょうか。


【三行】
 ・塩素消毒有りで、泉質は言うほどでもない。
 ・商店街「道後ハイカラ通り」を踏まえて、温泉街という雰囲気は良い。
 ・遠方の方であっても一度は足を運ぶ価値があるんじゃないでしょうか。




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