■天狗のどぶろく
・【黒瀬的オススメ度】★★★★★☆☆☆☆☆
・堪能時期 : 2016年10月
・酒造 : 株式会社小山本家酒蔵(埼玉県さいたま市)
・【アルコール度数】 14〜15度
・【原材料】 米・米麹・醸造アルコール・糖類・酒粕・酸味料
・【日本酒度】 -
・【酸度】 -
・【アミノ酸度】 -
・【精米歩合】 -
・TAG : <リキュール類>
【寸感】
埼玉に足を運んだ為、再度呑みたいと思っていた天狗のどぶろくを入手。
(※埼玉まで行かずとも、取扱店舗に行けば普通に買えます)
さて、天狗のどぶろく。
富久娘 にごり酒もそうなんだけど「昔呑んだ時にはもっと良い味をしていたと思ったんだけどなぁ」というのが正直なところ。
黒瀬の好みが変わったのか、商品の中身が同じ名称を使用しているだけで変更になっているか、そもそも記憶が美化されているか。
話がそれましたが、評していきます。
香りは仄かにありものの、如何にもアルコールといった具合の鼻に付く匂いでお世辞にも食欲をそそるとは言えません。
日本酒ベースに色々混ぜ合わせてどぶろくベースに仕立てたリキュールの扱いなので、日本酒度等々の概念がそもそも通じないわけですが、ベースの甘口は過去に味わったまま。
酸味が強めで尾を引き、甘さもベタッと後味に残る感じで好き嫌いが分かれそう。
甘酒が好みという方々なら美味しく頂けそうだが、甘酒よりかは醸造アルコール然とした口当たりが強いので「日本酒(特に醸造酒)は……」という人は厳しいかも知れない。
特に、後味に醸造アルコール然とした辛さが舌に残るので、これが嫌な人には致命的かと。
それでも、黒瀬的には糖類・酸味料等をかなり上手に配分していると感じます。
良い味わい。
普段のみにはあれだけど、本当、たまに呑みたくなる中毒性を持っている。
カクテルライクの甘口で、アルコール度数もたいしたことない(とはいえ醸造酒並にはあるが)ので、疲れている時とかに美味しく頂けそう。