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Seen13 後書き


まず最初に、夏結をお読み頂き誠に有難うございました。
ありがとー、ありがとー!!

本来は「夏結アナザー」となるはずだった本作。
メインストーリーの方が世に出そうもないのでこちらが「夏結」と相成りました。
某所のコードネームで「夏」とか「ナツオク」とか呼ばれてた大本の「夏結」はヴィジュアルノベル(?)という形にすべく作られた作品だったということもあって、正直ボリューム的にも小説という形式に変換するのはやはり無理があった感があります。
 ※ちなみに、大半の方々には関係ない話ですがメインストーリーの方のヒロインは佐伯祐子ですたい(下記記述中でちょっとだけ関係するけど)。

さて、夏結の話。
シナリオ展開を含め佐伯祐子シナリオの方と完全な整合性の取れたものにする予定だったんだけど、……途中で挫折。
だって、どう頑張っても簡単には整合性が取れないだろう部分にぶち当たったんだもん。
挙げ句、ボリューム軽減策の一つとして、当初はその役割を割り当てられていなかった倫堂に「案内人」という役割を背負わせる。
お陰で後半描きたかった「不気味さ」とか、笠城が感じる「物恐ろしさ」といったものはその大部分が薄れていると書き手側ですら実感してます。
 ※やっぱり(笠城達に取って)素性が全く解らない奴がいきなり「案内人」として出てくる方が嫌だと黒瀬は思うんだ。
 ※そんでもって、倫堂を「案内人」としたことで、若薙のスタンスが際立ってないんだよね。もっと「案内人」と若薙とで対照的になるような展開が理想(だった)。
まぁ、元々「案内人」を全く別のキャラクターで考えていた挙げ句、そちらのルート展開差替差分もデータとして残ってるので中規模修正するだけで差し替えできるんだけど何とも……。
ある意味、今の「案内人」を倫堂とした形もこれはこれで一つのあるべき姿という気もする……。
ぐぬぬぬぬぬ……。

反省点は多々ありますが、まず何よりも佐伯が前面にしゃしゃり出て来過ぎです。
さすがに、佐伯祐子シナリオの方で一度完全に形を作り上げたキャラクターというべきか、次から次へとこれでもかと言うほど勝手に動き回る。
多くのキャラクターを動かすような展開では、この辺りをもっともっとコントロールして行かないと駄目ですな。

後は明らかに登場させる必要のない人達も出てきてます。
……新垣さんとかね。
居なきゃ居ないで物語に厚みが無くなるかも知れないが、……実際問題どうだろう。
結局は自己満足でそれらを登場させているわけですが、後半ではかなりの部分を落としてしまっているのが問題。
「このボリュームで落としてる部分があるってどんだけー」って話なわけですが、ポーカー勝負であったり、群塚高校での倫堂×野々原の記述だったり、村上×下部に関する根幹的な記述であったりというところはそれらを削ぎ落としてでも入れるべきだったんじゃないかと小一時間……。

多くのことをいかに少なく絞った適切さで表現するか。
この辺りは全然出来てないな……orz
後は相変わらず「形容」が足りてない。
これは心理描写とかそういう物に限った話ではなく、物語が展開される舞台の記述であったり、そういうのを引っくるめた背景部分のことです。
解っていてもできないのか、やろうとして失敗しているのか。自分でも判別できん……orz
不要な部分ばかりが際立っている感も否めない。取捨選択がなぁ。
引っくるめてRCで改善を目指すかも知れないけれど、完結後の追記・修正という形にするかも知れない。

正直、ちょっと不完全燃焼過ぎるので夏結に関しては続きを構築するなり何なりしたいと思います。
今度はもっとさらりと、且つ複線回収しつつ高効率な奴を目指して頑張ろうかと。

相変わらず、最後はこれで括りたいと思います。
「今後も精進あるのみ!」

こんな駄文書きですが、宜しければ黒瀬をこれからもお願いいたします。<(__)>


制作者:黒瀬(Copyright)
サイト情報:深守総合案内所(http://mimori.s55.xrea.com/index.html)
夏結
最終改定日:2009_12_15

改定履歴
2009_12_15:夏結_RC1




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