綾雛形 / あらすじ

海上保安庁の新兵器に関する導入検討会議に出席していた情報調査室、曰く付きの新人・綾雛伊久裡(あやびないくり)。
そして、そのオペレータ兼補佐役の湯澤登(ゆざわみのる)の二人は検討会議に闖入してきた侵入者二人を成り行きに任せて撃退する。
そんな事件解決の腕前(?)と、工業系の総合大学・利賀根技工大の卒業という経歴を買われ、綾雛は新兵器導入コストが費用対効果に見合わせて適当なものかどうかを見定めて欲しいと頼まれる。
新兵器に関する設計図を含めたほぼ全ての情報を海上保安庁の次長から提供された綾雛の前に、Knight[ナイト]と名乗る大男が姿を現して、一つの事件が幕を開けた。




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